◎ 牛乳の成分について

牛乳は「栄養の宝庫」とも言われ、・カルシウム・ビタミン・タンパク質・脂肪・炭水化物がバランスよく含まれています。これらの要素は、人間の体に無くてはならない成分です。特に牛乳のカルシウムとタンパク質は、体に吸収されやすく良質な成分となっています。

カルシウム

カルシウムは丈夫な骨や歯を作ります。
成人の全体重の2%をカルシウムが占めると言われていますが、そのうちの99%が骨や歯になります。
成長期はもちろんのこと、一生涯必要な物質です。
また、骨や歯の形成だけではなく、神経の伝達やホルモンの分泌、免疫機能の維持などに深く関わる大切な成分です。
右にある成分表を見ると、180mlで一日の必要量の29%以上も含まれています。
また、牛乳のカルシウムは吸収効率が食品の中でも特にすぐれています。
カルシウムが不足しがちの日本の食生活には、牛乳はなくてはならない食品です。

タンパク質

人間の体は細胞でできていますが、そのひとつひとつがタンパク質から作られています。
なのでタンパク質は、生命機能に欠かせない重要な成分です。
タンパク質には体内で合成できないアミノ酸が9種類あり、必ず食事から摂る必要があります。
牛乳のタンパク質は、この9種類のアミノ酸を含みバランスよく構成されています。

脂質

脂肪は体のエネルギー源として常に利用されています。
細胞膜やホルモンなどの大切な構成要素でもあり、体温保持の役割も持っています。
ビタミンの吸収も助けてくれます。
乳脂肪は脂肪球となって牛乳中に浮いていますが、製造工程で均質機という機械を用いて細かく均質化されているため、飲んだ後とても消化されやすくなっています。

炭水化物

牛乳に含まれている炭水化物のほとんど(99.8%)は乳糖となります。
乳糖の甘さは砂糖の1/5~1/6程度となります。
乳糖はカルシウムや鉄分の吸収を助け、腸内の有用な細菌(善玉菌)を活性化させるため健康に役立ちます。
また、悪玉菌を抑えて、腸内微生物のバランスをよく効果もあります。

ビタミン

牛乳に含まれているビタミンは、ビタミンA、ビタミンB1、B2、B6などです。
特にビタミンB1・ビタミンB2を豊富に含んでいます。
ビタミンB1は糖からエネルギーを取り出すために必要で、脚気を防いでくれます。

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